コセンダングサ Bidens pilosa L.

双子葉類 合弁花 キク科 センダングサ属

 夏から秋にかけて咲く花ですが、静岡のような暖かいところでは、このようにしぶとく冬を越します。
 咲いたあとの果実は、服について、とるのが大変です。くっつき虫とよばれています。   

 

フキ 
Petasites japonicus (Sieb. et Zucc.) Maxim.

双子葉類 合弁花 キク科 フキ属

 ふつうは、芽だけを出すのですが、暖冬のせいか葉まで出ています。
 中央の紫色っぽい球根のような形をしたものを蕗の薹(ふきのとう)といいます。春に先がけて出てくるフキの芽です。食用にしますが、にがいですよ。

 

ギシギシ Rumex japonicus Houtt. 

双子葉類 離弁花 タデ科 ギシギシ属

 特集「おもしろい草本」でも取り上げますが、夏に見られる大きな草本です。
 冬を越すためにこんな姿になっています。タンポポの葉みたいですね。こんな姿をロゼットというんです。

  

スイバ Rumex acwtosa L.  

双子葉類 離弁花 タデ科 ギシギシ属

 ギシギシと同じように、スイバもロゼットで冬をこします。
 寒くなるにしたがって葉が赤くなってきます。
 早く春がこないかなあ! 

 

オオアレチノギク 
 Conyza sumatrensis (Retz.) Walker

双子葉類 合弁花 キク科 ムカシヨモギ属

 これも、ギシギシやスイバと同じようにロゼットです。空き地や庭には、必ずといっていいほど生えています。
 はじめはタンポポのロゼットより小さいのですが、春になってどんどん背がのびて、1m以上になります。

 

ホトケノザ Lamium amplexicaule L.

双子葉類 合弁花 シソ科 オドリコソウ属

 春の七草にあるホトケノザとはちがう種類のものです。
 仏像の台座に何となく似ているので、こんな名前がついたのでしょう。
 シソ科の花はくちびる形です。茎を軸にして輪のようになって咲きます。

 

ヒガンバナ Lycoris radiata Herb.

単子葉類 ヒガンバナ科 ヒガンバナ属

 不思議なことに、お彼岸を待っていたように、その時期に合わせてちょうどうまく咲きます。
 花が咲くときは、葉はまだ出ていません。花が終わると、やっと葉が出てくるのです。
 冬の間に光合成をして養分をためる変な花ですね。

 

コハコベ Stellaria neglecta Weihe

双子葉類 離弁花 ナデシコ科 ハコベ属

 春の七草としても有名なハコベ。
 最近は、ハコベを摘(つ)んで食べる人はほとんどいなくなりました。お正月の七草がゆの時ぐらいでしょうか。

 

カラスノエンドウ 
 Vicia angustifolia L.
      var. segetalis(Thuill.) Koch

双子葉類 離弁花 マメ科 ソラマメ属

 4月ごろ、校庭のまわりや空き地などにはびこります。つる性の草本です。紫色の花はかわいい感じがします。
 葉は、マメ科の特徴である複葉です。こういう複葉を羽状複葉といいます。

 

アブラナ 
 Brassica campestris L. subsp.Napus

双子葉類 離弁花 アブラナ科 アブラナ属

 12月下旬、日本平の清水よりに咲いていました。
 まだ寒いのか、下を向いていました。

 

コモチマンネングサ Sedum bulbiferum Mak. 

双子葉類 離弁花 ベンケイソウ科 ベンケイソウ属

 5月頃花が咲きますが、この草本、変わっているんですよ。葉のわきに小さな芽をつけるんです。その芽がぽろっと落ちてそこから根を出しふえていくんです。
 ヤマイモやオニユリのムカゴと同じです。

 

ムラサキカタバミ Oxalis corymbosa DC.

双子葉類 離弁花 カタバミ科 カタバミ属

 クローバーに似ていますが、全然ちがう種類です。根の上に鱗茎ができて、それでふえます。なかなかきれいな花ですよ。6月頃咲きますが、静岡のように暖かいところでは、もっと早く咲きます。
 品種改良した栽培種を園芸店で販売しています。

 

オオイヌノフグリ Veronica persica Poir.

双子葉類 合弁花 ゴマノハグサ科 クガイソウ属

 3月頃から咲き出す花ですが、静岡では、1月なのに、もう咲いています。名前は悪いですが、藍色をした美しい花です。詳しいことは、特集「おもしろい名前の草本」 その5で。

 

シュンラン Cymbidium goeringii Rech.f.

単子葉類 ラン科 シュンラン属

 園芸家に人気の高い山野草です。乱獲(絶滅することも考えず、勝手にとっていってしまうこと)がひどく、自然破壊が心配されます。
 3月ごろ、うす緑色の可憐な花が咲きます。冬でも葉がしげしげとついています。

 

スズメノカタビラ Poa annua L.

単子葉類  イネ科

 雑草の代表みたいな草本です。雑草の絵を描くと、たいていはこんな形の草になります。
 カタビラ(帷子)というのは、裏のない(ひとえの)うすい布でつくった着物のことです。
 スズメがこんなものを着るのでしょうか。

 

タネツケバナ Cardamine flexuosa With.

双子葉類 離弁花 アブラナ科 タネツケバナ属

 小さな花が、次から次へと咲き、たくさんの種子をつけます。写真にも写っていますね。さやのようなものがそうです。
 一株で何個種子をつけるか、だれか数えてみませんか。気が遠くなりそうです。

 

トウダイグサ Euphorbia helioscopia L.

双子葉類 離弁花 トウダイグサ科 トウダイグサ属

 灯台のような感じを受けるのでしょうか。4〜5月ごろ、変わった花を咲かせます。
 下の葉と上の葉の形がちがうことに注目してください。こういうのは、他の草本でも見られますから、観察するときの注意事項になりますね。

 

ヤブジラミ Torilis japonica (Houtt.) DC.

双子葉類 離弁花 セリ科 ヤブジラミ属

  かなり大きくなる草本ですが、冬の間は、まだ赤ちゃんです。ヨモギの葉に似ていますが、切れこみが深く細かいですよ。

 

ゲンゲ Astragalus sinicus L.

双子葉類 離弁花 マメ科 ゲンゲ属

 変な名前ですね。レンゲともよばれています。
 ♪ ひ〜らいた、ひ〜らいた
   な〜んのは〜なが ひ〜らいた
   レンゲのは〜なが ひ〜らいた ♪
 という歌、知っていましたか?

 

ハキダメギク 
 Galinsoga ciliata (Raf.) Blake

双子葉類 合弁花 キク科 ハキダメギク属

 きたない名前ですが、よ〜く見ると、かわいらしい花ですよ。
 上のハキダメギクをクリックすると、くわしい解説と写真が見られます。

 

ジュズダマ Coix lachryma-jobi L. 

単子葉類 イネ科 ジュズダマ属

 小さいとき、これでくびかざりを作りませんでしたか?
 シロツメクサとならんで、よく遊びに使われますね。

 

キュウリグサ  
 Trigonotis peduncularis (Trevir.) Benth.

双子葉類 合弁花 ムラサキ科 タビラコ属

 早春に、まっさきに咲く花です。
 もむとキュウリのにおいがします。
 花序の先がゼンマイのようにくるくるっと巻いています。

 

ナズナ Capsella bursa-pastoris Medic.

双子葉類 離弁花 アブラナ科 ナズナ属

 ぺんぺん草で有名ですね。
 アブラナとの共通性がたくさんあります。クリックして調べてみましょう。

 

ノボロギク Senecio vulgaris L.

双子葉類 合弁花 キク科 キオン属

 つやのある、やや多肉質の葉をもっています。
 小花をたばねている総包(そうほう)に特徴があります。
 クリックして調べてみましょう。

 

ノチドメ Hydrocotyle maritima Honda

双子葉類 離弁花 セリ科 チドメグサ属

 チドメグサのなかまで、目立たない花を咲かせます。
 むかし、血を止めるのに使ったようです。

 

ノゲシ Sonchus oleraceus L.

双子葉類 合弁花 キク科 ノゲシ属

 花は、タンポポに似ています。
 ちがいは、茎がのびて葉をつけます。
 タンポポはロゼットだけですね。
 暖かい地方では、一年中咲いています。

 

オヘビイチゴ
 Potentilla kleiniana Wight et Arnott

双子葉類 離弁花 バラ科 キジムシロ属

 ヘビイチゴは、小葉が3枚で、オヘビイチゴはふつう(3枚のところもありますが)5枚です。
 

 

オオジシバリ Ixeris japonica Nakai

双子葉類 合弁花 キク科 ニガナ属

 これも、タンポポとよく似ています。
 だけど、茎をよく見てください。タンポポの茎はストローみたいですが、こっちはちがうね。
 葉の形もちがいます。

 

セリ  Oenanthe javanica (Blume) DC.

双子葉類 離弁花 セリ科

 春の七草です。
 水辺に生えています。七草がゆでは、よくタネツケバナとまちがえられます。
 

 

スカシタゴボウ 
 Rorippa islandica (Oeder) Borbas

双子葉類 離弁花 アブラナ科 イヌガラシ属   

 変な名前ですね。「すかし田ゴボウ」というのだそうですが、根がゴボウ見たいなんです。
 1年中咲いています。とってもしぶといヤツなんです。

 

タガラシ Ranunculus sceleratus L. 

双子葉類 離弁花 キンポウゲ科 キンポウゲ属

 田んぼのまわりに生えています。
 キツネのボタンとよく似ています。
 葉はつやつやしていて、やや肉質な感じがします。

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