学名 Brassica campestris L. subsp.Napus

 3月に入ると菜の花が咲き始めます。
 菜というのは、食用にする葉のことです。()()ということばもありますね。その花を菜の花というのでしょうが、現在、菜の花といえば、アブラナ科のアブラナ属の花をさします。
 身近なアブラナ属の野菜には、アブラナ、カラシナ、タカナ、ザーサイ、キョウナ、ケール、カリフラワー、キャベツ、メキャベツ、ブロッコリー、ミズナ、ノザワナ、カブ、コマツナ、ハクサイ、チンゲンサイなどがあります。
 みんな黄色い花ですね。
 でも、中には黄色でないものもあるのです。
 ショカツサイ(オオアラセイトウ)はアブラナ属ですが、紫色の花です。
 

 

 どうしてアブラナというのか、想像できますか。油に関係ありますよ。室町時代(足利将軍、北条執権の時代)頃までは、ごま油が使われていました。明かりにするためです。食べるためではないんですよ。
 その後、アブラナの種子から油をしぼり取る方法が発見され、庶民にも広がっていきました。だから、アブラナのことを菜種(ナタネ)ともいうのです。天ぷら油として使われるようになったのは、江戸時代初期だといわれています。

  






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