タケ亜科からは、ハネガヤ亜科を経てイチゴツナギ亜科が誕生します。日本にはハネガヤ亜科はほんの少しですが、イチゴツナギ亜科はとても多く身近な存在です。
 イチゴツナギ亜科の染色体の数は、7を基本数にしています。 (2n=7の倍数)
イチゴツナギ亜科の光合成による二酸化炭素の固定法の型がC3型であり、キビ亜科のC4型とはあきらかにちがう
ことがわかっています。固定というのは、二酸化炭素を有機物として体の一部にすることをいいます。
 C4型はC3型に比べ、より効率が改善されているから、
イチゴツナギ亜科よりキビ亜科のほうが進化していること
になります。
 このことは、小穂内の小花の数に関係があります。いちがいにはいえませんが、小花の数が少ないほど進化しているということです。
 キビ亜科の小穂が2小花をもつのに対して、イチゴツナギ亜科の小穂は多数の小花をもっているわけですから、果実の中の胚の大きさの割合が、キビ亜科よりイチゴツナギ亜科のほうが小さいということのようです。
 イチゴツナギ亜科には、コムギ類とイチゴツナギ類の2類があります。

コムギ類 Triticodae

 コムギ類には、ヤマカモジグサ連、スズメノチャヒキ連、コムギ連があります。

スズメノチャヒキ連 Bromeae
 

スズメノチャヒキ属 Bromus

 イヌムギ
Bromus unioloides H.B.K. 

 中核単子葉植物 ツユクサ類 イチゴツナギ目 イチゴツナギ科 イチゴツナギ亜科 コムギ類 スズメノチャヒキ連 スズメノチャヒキ属

 ムギに似ていて食用にはならないから、犬麦と名づけられたようです。
 植物名のつけかたでは、犬は役に立たない代名詞として使われるようです。
犬にとっては迷惑な話です。 
 
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